スワップ金利とレバレッジSwap and Levarage
≪スワップ金利とレバレッジの関係≫
FXの魅力は外貨預金金利よりも高い「スワップ金利」と資金の何倍もの取引を可能にする「レバレッジ」を効かせられるという2点があります。ここでは、その「スワップ金利」と「レバレッジ」の関係を具体的に計算してみましょう。
前提条件:
1豪ドル=75円
スワップ金利 1万豪ドル 100円
【レバレッジとスワップ金利のシュミレーション】
ここでレバレッジ1倍とは、1万豪ドルの買いポジションで75万円のお金を預けている状態のことですね。レバレッジ10倍は、10分の1の7.5万円を預けている状態、年間のスワップ金利は100円×365日=36,500円になります。レバレッジの倍率とスワップ金利の関係は以下のようになります。
もし、豪ドルで25倍のレバレッジの状態で一年間(利率の変動もない)維持できたら122%の利益を得られる計算になります。
年間利率122%というのは、一年でおよそ1.2倍になるという意味です。
【目先のスワップ金利に惑わされないようにしよう】
レバレッジが高いということは、取引に必要な証拠金の額が少なくて済みますので、利率は高くなります。しかし、外国為替証拠金取引ではスワップ金利の他に為替変動分の差益差損も発生しますので、差損となってしまった場合にはレバレッジを高くしている分投資金に対してリスクも高くなるということです。スワップ金利をもっと取る為に、レバレッジを高くする事は、それだけリスクを高くするのと同じです。それを忘れないで下さいね。