スワップ金利とは?

■FXでの収益源

スワップ金利スワップポイント)について触れる前にFXでの収益源について触れてみたいと思います。

1.為替相場の変動分の差益を狙う為替差益
2.預金の金利に相当するスワップ金利(スワップポイント)

1については、為替相場の動向により、自分の相場予測が的中すれば、為替差益につながりますが、逆に反対に動いていてしまった場合には、為替差損となってしまいますので、リスクが伴います。

2については、預金の金利とは仕組みは異なりますが、要は預けた期間だけ金利(スワップ金利)がつきますので、スワップ金利スワップポイント)関しては絶対的な収益源となります。
※預金金利が年利○○%で表すのに対し、FXのスワップ金利(スワップポイント)は、○○円/日と表します。

※通貨ペアによってはスワップ金利の支払い、つまり、ポジションを持っている期間は、スワップ金利(スワップポイント)がマイナスとなるものもあります(これについては後ほど触れたいと思います)。

スワップ金利スワップポイント)とは?

では、スワップ金利(スワップポイント)ってどんなものかといいますと・・・
まず、定義としては、『スワップ金利(スワップポイント)とは2種類の通貨の売買によって発生するもので、2通貨間の金利差調整のこと』を指します。
FXでは・・・
「受取り金利分-支払い金利分=スワップ金利(スワップポイント)」となります。

スワップ金利スワップポイント)の発生

スワップ金利(スワップポイント)は、ポジションをロールオーバー(決済の持ち越し)をすることにより発生し、取引会社によっては、2営業日後からところもあれば、次の日から発生するところもあります。

スワップ金利(スワップポイント)は定義で述べたとおり、『2通貨間の金利差調整』になりますので、「金利の安い通貨を売って、金利の高い通貨を買っている時はその金利の差額分の受け取りが発生します。」逆に「金利の高い通貨を売って、金利の安い通貨を買っているときは金利の支払いが発生します。」

つまり・・・
・高金利通貨の買い=低金利通貨の売り=スワップポイントの受け取り
・高金利通貨の売り=低金利通貨の買い=スワップポイントの支払い

スワップ金利は1日単位で受払いが行われ、ポジションを持った日数分、累積します。

スワップ金利スワップポイント)の見方

スワップ金利(スワップポイント)は、外貨預金の金利や株式の配当が外貨預金でいえば預入通貨、株式でいえば銘柄によって異なるように、FXでも取引する通貨ペアによって異なってきます。

通貨ペアとは、米ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/ニュージーランドドル、ユーロ/米ドルといったような取引する通貨の組み合わせのことを言います。
※「/」の左側が「買い」の通貨、右側が「売り」の通貨になります。

ユーロ円などのクロス円(円で外貨を買う)の取引では、円の「ゼロ金利」に対して外貨の金利が高いため、スワップ金利(スワップポイント)の受取となります。

一方、後者2つのようなストレート通貨(外貨同士の通貨ペア)で取引もできますが、同じユーロ買いでも円であればスワップ金利(スワップポイント)の受取でしたが、ニュージーランドドルの金利に比べユーロの金利が低いため、スワップ金利(スワップポイント)の支払いとなります。

スワップ金利スワップポイント)の利回り

《条件》
 ・豪ドル=レート75円で変動なし
 ・1万通貨
 ・期間=1年
 ・スワップポイント=100円/日
 ・手数料考慮ぜず

《一年間のスワップポイント》
 100円/日×365日=36,500円

《投資元本利回り》
 ・証拠金5万円(レバレッジ15倍):36,500円÷50,000円=73%
 ・証拠金10万円(レバレッジ7.5倍):36,500円÷100,000円=36%
 ・証拠金75万円(レバレッジなし):36,500円÷750,000円=4%
 ※レバレッジは各社で異なります。
 ※小数点以下切り捨て

■注意点

レバレッジを上げれば上げる程、利回りは上がるわけですが、投資しているのはあくまでも豪ドル1万通貨ということを忘れてはいけません。FXの損益はスワップ金利だけではなく、為替差損益があります。

つまり・・・

1万豪ドル運用=1円の円高豪ドル安=1万円の為替差損

これくらいなら問題ありませんが・・・

1万豪7ドル運用=10円の円高豪ドル安=10万円の為替差損

さらに、レバレッジが効くからといって100万円の預託資金・レバレッジ7.5倍で10万通貨保持・・・

10万豪ドル運用=10円の円高豪ドル安=100万円の為替差損

これじゃドボンですよね!つまり、ハイレバのフルポジはもってのほかと言うことです!

スワップ狙いでFXをするのであれば、まずどれくらいの円高までみられるかから逆算して、預託資金との兼ね合いでポジションを持つということですね。しかもこの預託資金は損してもいいお金で運用するということも重要です。つまり自分がこれ以上の円高はないだろうという相場観から取引を開始してそれをもとに預託資金との兼ね合いでポジションを保持したわけですから、想定以上の円高になったらそこでドボン・・・つまり取引を損で終了せざるを得ないということです。

FXは取引の性格上、追加資金を投入すればもちろん取引を続行できますが、損失を拡大させるだけです(追加資金の投入で耐えた結果持ち直すということももちろんありますが・・・)。しかし、自分の相場感が外れた値動きになっているということは、そこで取引から退場するのがベストなのだと思います。

 

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